どうも加賀山です。いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は意図的にトランス状態を作り出す身体の使い方
という内容でお話を進めていこうと思います。
トランス状態とは
こちら「未知リッチ」さんのブログから一部引用させていただきましたが
「トランス状態に至ることができれば、ストレスを自分でコントロールできるようになり、通常ではありえないほどの集中力を得ることができます。」とされています。
つまり、心の制限が解放されたり潜在能力を引き出しやすくなるワケです。
僕自身、集中力が切れやすかったり相手に自分の意志を伝えることが苦手だったんですが
様々な身体のワークや視点を得ていくコトで意図的にトランス状態を作り出すコツがわかって来ました。
大事なポイントはたった2つですので是非最後まで読んでみて下さいね。
それでは行きましょう。
意図的にトランス状態を作り出す身体の使い方その1
ただ一点に集中する。
この「一点に集中する」が意図的にトランス状態を作り出す一つ目のポイントです
僕たちは何かをしていたり相手と向かい合ってる時に、ほとんどの場合意識を切らしながら行っています。
例えばメチャクチャゆっくり身体を動かしながら誰かと向かい合う、もしくは何かを見ていたらわかるんですが
哀しいくらいに「身体がピクッとした瞬間」に意識は相手や対象から離れてしまいます。
僕自身、意識を相手に届ける際、自分の氣が想像以上に出ておらず、意志の方向性もブレブレだった事にビックリしました。
そこで相手のエネルギーに対応できるだけの自分の意識(氣と意志)を高めていく必要があると思い
日頃お世話なっている「和身塾の鴨谷先生」に日頃から意識を高めるエクササイズを聞いてみました。
鴨谷先生「ピッタリと意識を合わせるのって難しいですよね。
意識を高めるセルフエクササイズとして、目の前にあるコップやぬいぐるみ、歩いている人に向けてなど。
色々な対象に合わせてみて下さい。
次はそれに合わせたまま、「対象から気を抜かない」事です。それが距離を離れても離れる分気を出して、「距離関係なく、関わりを保つ」ようにしてみて下さい。」
というワケで早速やってみたトコロ、相手や対象物に意識を一点集中したら自然と頭のブレがなくなってくるんですね。
この頭のブレがなくなるくらい一点に集中出来た時、頭の中はメチャクチャクリアになります。
また野生動物やメジャーリーガーのバッター、赤ちゃんという身体操作のプロフェッショナルを観察していたんですが
彼らは獲物を狩る時やパフォーマンスに集中してる時、お母さんに何か訴えようとしてる時は頭が全く動いていません。
きっとその時彼らは余計な事は一切考えず
「獲物を狩る」
「来た球を打つ」
「お母さんに何かを伝える」
と目的にのみ意識は集中されていると思います。
意図的にトランス状態を作り出す身体のポイントその2
対象物から意識を切らさずにさらにもう一つ身体の1部分に意識を集中させていく。
例えば車を運転する際、ハンドルやアクセルやブレーキや外界の変化など、様々な事に意識を集中する必要があります。
身体の使い方も同じで対象に意識を集中させつつも目的とする動作を行うためにはそこからさらに意識を広げる必要があります。
その中でも意識を広げるのにオススメな身体の部分は「背骨」です。
でもお伝えしましたが背中を軸に、左右に神経が膨大な量で走っています。
背骨にゆがみがおこると、神経が圧迫され脳に指令が伝わりにくくなります。
その結果、集中力が切れやすくなったり自分でたてた目標や課題も達成しにくくなるのです。
なので背骨を意識しながら整えるコトで神経の圧迫を改善され、脳からの指令が背骨を介して全身に伝わりやすくなり筋肉も、内臓も、元気を取り戻します。
とはたまた少し話が逸れましたが笑
対象から意識を離さずも背骨を活性化させる具体的なエクササイズとしては、
ネコエクササイズや床や壁に張り付いた状態から背骨を一個ずつ剥がしていく様なイメージで動かすエクササイズがオススメです。
これらのエクササイズをする時に、目の前に対象を決めます。(ぬいぐるみでも点でもなんでもオッケーです)
はじめのうちは「対象から意識を外さない」という意識を持って取り組んでも
如何に日々の動きで身体や相手から意識が途切れているかがよくわかります。(*そこからがスタートです!)
まずは自分の意識が途切れている事に氣付きながら日々背骨と対象物に意識を集中させていると
以前に比べ遥かに身体の些細な変化を察知しやすくなれるし余計な事に意識を囚われず集中する事が可能になります。
トランス状態を作り出す身体の使い方をエクササイズに応用すると…、
ある時、対象から意識を切らさず(焦点を定めながら)背骨に感覚を集中させてストレッチや身体を動かしてみたんですが
焦点を定めているとストレッチしたい箇所への痛みが減りどんどん可動域が上がって来ました。
逆に焦点が定まらないとスグに張りを感じている箇所に意識が向き痛みが強くなりなかなか可動域が上がってきませんでした。
固い箇所の張りや痛みを感じながらも対象に意識を集中させる事でだんだんと身体がゆるんできます。
その結果、意識が散漫としている時や痛みに意識が向いている時より遥かに痛みが少なく可動域を改善する事が出来ました❗
詳しいやりかたは「身体を柔らかくする為のたった一つの簡単なコツ」をご参照ください。
いかがでしたでしょうか、トランス状態を意図的に作り出す身体の使い方をまとめると
「まずは1点集中、そこから身体の色んな部位(オススメは背骨)に意識を広げる。」です。
日々の生活で意識が散漫になったり、集中力が切れた時にリセットボタンを押す様な感じでお役に立てれば幸いです^_^
それでは今日はこの辺で、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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