どうも加賀山です。いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は「身体能力を飛躍させる背骨の力」という内容でお話を進めていこうと思います。
背骨が変われば身体が変わる
「身体能力レベルアップ体験記ー和身塾①」でもお伝えさせて頂きましたが
昔の人は小柄な女性が300キロ分の米俵を担いていたり
明治時代の人力車はわずかな食事にもかかわらず毎日フルマラソン以上の距離を走ったりなど
僕達の身体にはもともととんでもない能力が秘められています。
そしてその能力は訓練すれば誰にでも発揮する事が出来る様になるんですね!
「じゃあ身体に備わる能力を発揮するには何をどうすればいいのか?」という話ですが
まずは今回のお話のメインでもあり身体の中心でもある、「背骨」を目覚めさせる事が大切です。
というのも背骨には大きな筋肉と、小さな筋肉がついています。この大きな筋肉は、後頭部と首の骨から骨盤までついています。また背中には左右に神経が膨大な量で走っています。

細かい屁理屈はそういうのが好きな方にお任せしてイメージだけでも掴んで貰えればと笑
子どもの頃はとても弾力性があった背骨の筋肉も、年齢とともに弾力性が低下し、硬くなっていきます。
硬くなった筋肉は、背骨から出てくる神経を圧迫してしまいます。すると、圧迫された神経は過敏に反応し、筋肉も内臓も血管も常に収縮した状態になります。
その結果、身体の隅々まで栄養や酸素が体に充分行き渡らず、猫背や冷え、内臓の不調、疲れやすさや体力の衰えにつながります。
またチーターの様な俊敏な四足歩行の動物や超1流のアスリートは背骨を弓の様にしならせながら動いています。
そして柔軟な背骨の力を手足に伝える事で100キロを超えるスピードで走ったり高いパフォーマンスを発揮します。
とはいえ背骨の力を実際に使えている人はごく僅か、殆どの人が背骨に秘められた潜在能力に氣がつかないまま過ごしています。
「何で僕達は背骨を使えないのか?」
現代人は遠くへの移動には車や電車などを使いますし連絡も電話やメール1つで世界の裏側に一瞬でコンタクトがとれたりと、便利になった反面身体を殆んど使わなくなっています。
コレは推測ですが昔の人は日常の不便さを身体使い方を工夫する事で補っていたのだと思います。
※着物やタスキ、ハチマキや足袋に身体のパフォーマンスを発揮させる工夫が色々施されているんですが、詳しい話はいずれ投稿させていただきます。
また一般的なトレーニングだと手足の筋力や腹筋背筋を固める事に意識が向いており、背骨の重要性を伝えるトレーナーや指導者は殆んどいません。
因みにやらないよりはマシですがくびれやシックスパックを手に入れたいなら腹筋するよりも体脂肪を落とした方が効果的です。
そして我々は無意識に「手」を使いすぎます

上の写真は「ペンフィールドのホムンクルス」と言い人間の身体に対する感覚情報を表した人形なんですが
人間が何かを知覚する際、手や唇からの感覚情報を非常に重視しているという事を表しています。
そして我々は本来1番大きな部分である背中をほとんど感じる事が出来ていないわけです。
「じゃあどうやって背骨を活性化ればいいのか?」という話ですが
背骨の感覚を目覚めさせるためには、とにかく背骨に触れる機会を増やしてみて下さい。
僕も自分の手や床や壁を使って「自分の背骨がどこにあるのか?」を感じてみたんですが、
最初の頃は自分の想像以上に背骨の位置が違う所にあったり背中〜腰辺りの骨の位置を感じとれていない事に愕然としました。
そして背骨を触る際、なぞるだけでなく1つ1つの背骨の位置を認識できるくらいしっかりと触れてみて下さい。
僕自身、軽くなぞるよりしっかり触れられた方が更に背骨の感覚が高まり身体の力も発揮しやすくなった事にビックリしました。
背骨を感じながら背骨の力を相手に伝える事が出来れば女性の力でも男性を吹っ飛ばしたり
大の大人に足をガッチリと掴まれても楽々と飛ばす事が出来るようになります。
さら背骨の力を伝えるには背骨から腰骨〜手足へと「感じる」部分を全身に広げたり、相手を「感じる」事も必要になりますが
まずは自分自身の背骨を感じ取る事が大前提です。
そして背骨の動きや感覚を高めるのに最適な運動としては「ネコエクササイズ」がオススメです。
このネコエクササイズは背骨に異常なく四つ這いが取れたら簡単にできるので是非試してみて下さいね!
以上背骨の力を発揮させることで、
身体の動きや力が大きく変わることを
お伝えさせていただきました。
是非ブログを読んで「なるほど〜背骨ってスゲ〜( ゚д゚)」
で終わる事なく日常で少しづつ背骨に触ったりネコエクササイズを取り入れる機会を実際に増やしてみて下さい。
そうする事で少しづつだけど確実に身体は変化していきますから!
それでは今日はこの辺で、最後までご覧頂きありがとうございました。
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